JASジャーナル2016年5月号(Vol.56 No.3)

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向暑の候となりました。今年は猛暑の予想もあるそうで、読者各位も健康に気をつけてお過ごし下さい。
本号では先ず「新年度事業方針」を校條会長よりお伝えいたします。社会情勢や市場が急速に変化していく中で、協会としての目指す方向や革新について詳しく述べさせていただきました。
3月号に引き続いて「欧州のトーンマイスター教育について(2)」を長江先生に寄稿いただきました。
特集は「ミュンヘン・ハイエンドショー2016」です。例年の森氏に加え、D&Mの山内氏、パナソニックの井谷氏から報告をいただきました。欧州でもアナログプレーヤーや配信音源の人気が盛り上がっているようで、ここ数年とは少し違った雰囲気を感じていただけるかもしれません。
連載の「ハイレゾ機器解説」はバランス駆動型ヘッドホンや11.2M DSDに対応したヘッドホンアンプについて、フォステクスの山口氏に寄稿いただきました。同じく連載の「NHラボセミナー」は第3回、「建築音響の現場とスピーカー音質に関する測定結果」を風間氏に寄稿いただきました。もう一つの連載は「一録音エンジニアの回顧録」で、デジタル録音導入期に活躍された穴澤氏に黎明期のエピソードなどを語っていただきました。
円盤から磁気テープの時代を通じて、録音機の発展に大きな足跡を残された阿部美春氏が亡くなられて3年が経ちましたが、氏が長期にわたってJASジャーナルに連載された「テープ録音機物語」が単行本としてまとまりました。書籍化は生前の氏の希望であり、ご家族も強く望まれておりましたが、このたび出版されることとなりました。阿部氏と親交が深く「テープ録音機物語」の連載も推進された、元協会専務理事の藤本氏に「オーディオのレジェンド」として阿部氏を偲んでの一文を寄せていただきました。出版案内と合わせてお読みいただければと思います。

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