過去のおすすめソフト

株式会社音楽之友社 ステレオ編集部(選者)福田 雅光氏 7月の優秀録音盤

recommend1907_1

サンボーン・サウンドがほとばしるリアルなまぶしさに感激
デイヴィッド・サンボーン/ハイダウェイ

LP
発売元:ワーナーミュージック・ジャパン
発売日:2019年5月29日
価格:3,800円+税
品番:WPJR10062

株式会社シーディージャーナル CDジャーナル誌(選者)劔 樹人氏 7月の推薦盤

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アンジュルム
輪廻転生~ANGERME Past,Present&Future~

CD
ジャンル:J-POP
レーベル:hachama
発売日:2019年5月15日
価格:4,000円+税
規格品番:HKCN-50607

株式会社音楽之友社 ステレオ編集部(選者)山之内 正氏 6月の優秀録音盤

recommend1906

最も耳を傾けるべきは演奏会場の空間を満たしたその日限りの特別な空気感
チャイコフスキー: 交響曲第6番 《悲愴》
キリル・ペトレンコ(指揮)、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

CD/SACD
発売元:キングインターナショナル
価格:3,241円+税
品番:KKC6029

株式会社シーディージャーナル CDジャーナル誌(選者)安田 謙一氏 6月の推薦盤

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現在、17歳
ビリー・アイリッシュ
ホエン・ウィ・オール・フォール・アスリープ、ホエア・ドゥ・ウィ・ゴー?

CD
ジャンル:Rock&Pops
レーベル:ユニバーサルミュージック・インタースコープ
発売日:2019年3月29日
価格:2,200円+税
規格品番:UICS-1350

2019年5月8日 日本オーディオ協会が選んだおすすめソフト

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Hisatsugu Suzuki Trio 「Favourites」

発売元:T5Jazz Inc.
リリース日:2019.5.22
CD品番:T5J-1015 価格:2,600円+税
ハイレゾ:24/96 FLAC 3,000円+税 2.8MHzDSD 3,400円+税

聴きどころ

サックス奏者鈴木央紹が前作「Standerds++」から5年ぶりとなるニューアルバムを発表。Jazzスタンダード集というオーソドックスなラインナップながらも、サイドにはオルガン宮川純、ドラムに原大力を従えたトリオ編成で録音に挑んでいる。収録はStanderds++同様横浜ランドマークスタジオで、ハコのエアボリュームを生かし、空間の華やかさ上手く表現したハイレゾらしい音創り。特にドラムの皮モノ(太鼓)や金モノ(シンバル)の余韻が美しく、スピーカーシステムからは伸びある音と消え際をきちんと再生してみたいところ。
ご存じのように北米大陸が発祥というJazzはアナログレコーダーが開発されて以来、奏者の想いや情熱、演奏の即興性と言ったかたちの無い「濃い音」の録音に対して様々なアプローチがなされて来た訳で、加えて21世紀に入っていからはその場にある空気感までもが取り込める様になり、よりアーティストが身近になっているとも言えます。Favouritesを聴いて強く感じることは、ハイレゾファイルのメリットである高域の美しさに非のうち何処が無いことも勿論のこと、低域の充実が顕著なこと。オルガンで小気味良く刻むフレーズが重低音域まで自然に伸びており、その中でも音楽の基本となるベースが組み立てられているところが良く判るサウンドに。ドラムのキックとの音色の違いを楽しめるところも、マスタリングの妙で仕上がりが自然で、気をつけたいポイントです。ドラムのマレットやブラシでの奏法も曲中のアクセントになっており、サックスのサウンドに花を添えている。スタンダード集ではあるが、決して聴き流しなどやってはいけないアルバム。

評:JAS

株式会社音楽之友社 ステレオ編集部(選者)峰尾 昌男氏 5月の優秀録音盤

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名曲に久しぶりの名演奏・名録音
オリヴィエ・メシアン/鳥のカタログ
ピエール=ロラン・エマール(ピアノ)

CD/SACD
発売元:キングインターナショナル
発売日:2019年2月16日
価格:6,667円+税
品番:KKC5978/80

株式会社シーディージャーナル CDジャーナル誌(選者)村井 康司氏 5月の推薦盤

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圧倒的完成度の大傑作!
スナーキー・パピー
イミグランス

CD
ジャンル:Jazz&Fusion
レーベル:Pヴァインレコード
発売日:2019年4月3日
価格:2,400円+税
規格品番:PCD-24835

2019年4月11日 日本オーディオ協会が選んだおすすめソフト

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ドイツ・グラモフォン協奏曲録音集<タワーレコード限定>
スヴャトスラフ・リヒテル、ヴィトルト・ロヴィツキ、クルト・ザンデルリング、
ヘルベルト・フォン・カラヤン、ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン交響楽団

品種:スーパーオーディオCDハイブリッドディスク
発売元:TOWER RECORDS UNIVERSAL VINTAGE SA-CD COLLECTION
発売日:2019.3.13
定価:6,858円(税込)
商品番号:PROC-2196/8

聴きどころ

今回はタワーレコード・オリジナル企画盤『ヴィンテージSA-CDコレクション』の第16弾の3作品を取り上げる。まず1作目はリヒテルがドイツ・グラモフォンに録音した協奏曲全8曲を3枚のディスクに収めたアルバムで、収録されている曲目はシューマン、モーツァルト(20番)、プロコフィエフ(5番)、ベートーヴェン(3番)、チャイコフスキー(1番)、ラフマニノフ(2番)の各ピアノ協奏曲と、シューマンとベートーヴェンの小品各1曲である。録音は1958年から1962年と半世紀以上前であるが、今回オリジナルマスターテープから新たにデジタルマスタリングしたとのことで、その音質はクリアーでよりマスターテープに近いものになっていると感じた。ピアノは曲により音質差はあるが、それは演奏者リヒテルの意図(曲目の解釈)よるものと感じれられ、その差がはっきりわかるということは当時の録音の素晴らしの証しではないかと思う。オーケストラは、弦はさわやかで、古い録音によくあるヒステリック感は全くなく、管は粒立ちよく奏でられ、定位感も良く、オーケストラ全体のステージ感も良く、とてもバランスの良い音場を再現している。軽やかなモーツァルトからメリハリのあるプロコフィエフまで全て魅力的で素晴らしい演奏であるが、何といってもラフマニノフの2番は圧巻である。冒頭のピアノの重厚な響きから圧倒される。スピード感のあるカラヤンとのチャイコフスキーも素晴らしいが、このリヒテルのラフマニノフの2番を、SA-CDの高音質で聞く為だけでも、このアルバムには大きな価値があると思う。

評:JAS

2019年4月11日 日本オーディオ協会が選んだおすすめソフト

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ワーグナー名演集<タワーレコード限定>
ハンス・クナッパーツブッシュ、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

発売元:TOWER RECORDS UNIVERSAL VINTAGE SA-CD COLLECTION
発売日:2019.3.27
定価:5,162円(税込)
商品番号:PROC-2199/200

聴きどころ

2作目はクナッパーツブッシュとウィーン・フィルがDECCAに残したワーグナーの4つのステレオ・セッション録音を全て収録したアルバム。キルステン・フラグスタート(ソプラノ)、ビルギット・ニルソン(ソプラノ)、ジョージ・ロンドン(バス・バリトン)との各録音と、ブルックナー交響曲5番のLPの4面収録用として録音された「楽劇《神々の黄昏》」からの2曲(「夜明けとジークフリートのラインへの旅」と「ジークフリートの葬送行進曲」)が収録されており、名歌手とウィーン・フィルによる演奏は素晴らしく聴きごたえのある作品となっているが、ここでハイライトしたいのは「ウィーン・ゾフィエンザール」での録音という点である。ゾフィエンザールはもともと音楽用のホールではなく、19世紀半ばに建設された温泉施設で、その巨大な空間を活用して舞踏会場にも使用されていたとのことである。その後1950年代に入りDECCAがウィーン・フィルハーモニーとの録音のために選んだ会場がこのゾフィエンザールであったということだが、天井の高い、自由度のある音響空間を生かし、録音会場として選んだものと思われる。録音はステレオ録音初期の1956年から行われ、このアルバムに収められているキルステン・フラグスタートとの演奏と楽劇《神々の黄昏》」から2曲はその1956年の録音である。キルステン・フラグスタートのソプラノは滑らかで美しく、楽劇《神々の黄昏》」から2曲はスケール感豊かに壮大に録られ、63年前の録音とは思えないほどフレッシュで高音質に再現されている。残念ながらゾフィエンザールは2001年に焼失したとのことであるが、ステレオ初期の時代にこのような素晴らしい音質の作品が録られていたということは、録音にとって音響空間がいかに重要であるかを再認識させるものである。ワーグナーファンのみならず多くのオーディオファイルの方々にもお勧めしたいアルバムである。

評:JAS

2019年4月11日 日本オーディオ協会が選んだおすすめソフト

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ラロ:スペイン交響曲、サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ、ショーソン:詩曲、
ラヴェル:ツィガーヌ<タワーレコード限定>
アルテュール・グリュミオー、マニュエル・ロザンタール、ラムルー管弦楽団

品種:スーパーオーディオCDハイブリッドディスク
発売元:TOWER RECORDS UNIVERSAL VINTAGE SA-CD COLLECTION
発売日:2019.3.27
定価:3,483円(税込)
商品番号:PROC-2201

聴きどころ

最後は、「フランコ=ベルギー派」のヴァイオリニスト、名手アルテュール・グリュミオーの演奏によるフランス人作曲家の楽曲集。バックはマニュエル・ロザンタール指揮ラムルー管弦楽団とフランス勢で固められ、まさにフランス音楽の粋を集めたアルバム。一曲目のラロのスペイン交響曲はスピード感がありグリュミオーのヴァイオリンは優雅で滑らかで伸びがあり、オーケストラも華やかで、特に管楽器はきらびやかで曲の雰囲気を盛り上げている。サン=サーンス、ショーソン、ラベルの各楽曲も、緩急自在なグリュミオーのヴァイオリンは素晴らしく、名手による名演奏が最良の音質で楽しめるアルバムである。

評:JAS