ホットスポット最後の楽園「エチオピア(2)天空に生きる幻のオオカミ」
2020年6月9日(火) 午前11:05~午前11:15(10分)
5.1ch
アフリカ北東部エチオピアの高地には幻のオオカミと呼ばれ、絶滅が心配されるエチオピアンウルフが暮らしている。ネズミを捕らえるスペシャリストの知られざる素顔に迫る。
【語り】桑子真帆
標高3000メートルの山々が連なるアフリカ・エチオピア。その頂上部には荒涼とした平原が広がっている。植物もまばらな過酷な環境に幻のオオカミと呼ばれ、絶滅が心配されるエチオピアンウルフが暮らしている。その数わずか500匹ほど。普通、群れで大型の動物を捕らえるイメージが強いが、エチオピアンウルフはネズミを捕らえるスペシャリスト。ネズミが潜む穴に息を吹きかけたり、地響きで脅したりと狩りの技は実に巧妙だ。