6月放送のサラウンド番組紹介

 

『ラブ・パンチ』

2013年:フランス/イギリス

6/1(月) 21:00~【字】 6/17(水) 17:00~【字】

☆前作の「新しい人生のはじめかた」では、ダスティン・ホフマンとトンプソ
ンの顔合わせで熟年男女の恋物語を紡ぎ出し、好評を博したJ・ホプキンス監
督。本作では、ブロスナンとトンプソン扮する離婚した夫婦が、互いにいがみ
合いながらも、とある犯罪計画を立案実行するうち、次第に元のさやに収まっ
ていく様子を、同監督がユーモアと皮肉を織り交ぜながら軽妙に描く。主役の
2人に加え、「ターナー、光に愛を求めて」のT・スポール、「恋のロンドン
狂騒曲」のC・イムリーら、芸達者な役者陣の愉快な競演が見もの。

ラブパンチ (180x120)

(c)LOVE PUNCH LIMITED / SND 2013

 

 

 

『パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間』

2013年/アメリカ

6/7(日) 21:00~【字】 6/17(水) 15:15~【字】

☆1963年11月22日、アメリカのダラスで起き、世界中の人々を震撼さ
せたケネディ大統領の暗殺事件。緊急搬送された瀕死の彼を懸命に救おうと試
みる病院の当直職員や、パレードの様子を見学中、大統領狙撃の決定的瞬間を
8ミリフィルムに収めることとなった一般市民、あるいは、FBIやシークレ
ットサービスの一員ら、事件の渦中に否応なく巻き込まれた人々の姿を、元検
察官の作家V・ブリオシが手掛けたエドガー賞受賞の原作をもとに、迫真のタ
ッチで綴る。出演は、P・ジアマッティ、B・B・ソーントンほか。

パークランド・ケネディー (180x120)
(C)2013 Walleye Productions, LLC. All Rights Reserved.

 

 

 

 

『単騎、千里を走る。』 2005年:中国/日本

6/13(土) 11:00~、6/22(月) 20:00~

☆文革直後の中国で公開された日本映画「君よ憤怒の河を渉れ」を見て、高倉
に深く魅了されたというチャン監督が、憧れのスターを主役に迎えて一緒に映
画を撮るという長年の夢を本作で実現。高倉扮する主人公が、余命わずかな息
子の望みを叶えようと、病床の彼に代わって中国に渡り、行く先々で人々と心
の触れ合いを重ねていく様子を、シンプルな筋立ての中に笑いと涙あふれる人
情話をちりばめながら切々と描写。健さんの飾らない人柄が作品世界に絶妙に
マッチし、日中両国の心の懸け橋となる感動作に仕上がった。

単騎・千里を走る (180x120)
(C)2005 Elite Group(2004) Enterpries Inc.

 

 

 

 

『ポンペイ』

2014年:アメリカ

6/13(土) 21:00~【字】 6/21(日) 13:30~【字】

☆「バイオハザード」シリーズを多く手掛けるP・W・S・アンダーソン監督
が古代都市・ポンペイを舞台に、アクション、スペクタクル、ラブロマンスを
盛り込んで描く大作。クライマックス、ベスビオ火山の大噴火によりポンペイ
が壊滅していくさまを、圧巻のVFXで再現。監督お得意のスタイリッシュな
アクションも魅せる。「24 TWENTY FOUR」のジャック・バウア
ー役のイメージが強いK・サザーランドがここでは悪役を嬉々として演じ、海
外ドラマでおなじみの俳優が数多く出演しているのも興味深い。

ポンペイ (180x120)
(C)2013 Constantin Film International GmbH and Impact
Pictures (POMPEII) Inc.

 

 

 

 

『ワン チャンス』

2013年:イギリス/アメリカ

6/14(日) 21:00~【字】 6/24(水) 14:30~【字】

ワンチャンス (180x120)

☆子どものころからオペラ歌手になりたいという夢を抱きながら、いざという
ときになると緊張してあがってしまい、失敗と挫折を繰り返してきたポッツ。
ケータイの販売員をしていた36歳の彼が、いよいよこれが最後のチャンスと
背水の陣で臨んだTVの人気オーディション番組でついに本来の実力を発揮し
て優勝し、人生の栄光をつかむまでを、笑いと涙のエピソードを織り交ぜてド
ラマチックに綴る。「はじまりのうた」のJ・コーデンが主人公を好演する一
方、劇中の歌はすべてポッツ本人が吹き替え、みごとな美声を披露。

(C) 2013 ONE CHANCE, LLC. All Rights Reserved.

 

 

 

 

『不機嫌なママにメルシィ!』

2013年:フランス/ベルギー

6/24(水) 21:00~【字】

☆フランスの名門国立劇団コメディ・フランセーズの一員として、演劇界は
もとより幅広い分野で活躍する演技派俳優のG・ガリエンヌ。彼が、子どものこ
ろから母親に女の子のようにして育てられた自身の悩み多き青春時代を、まず
自作自演の舞台劇にして一躍評判を呼んだものを、今回さらに自ら映画化して
監督デビュー。ボクとママのひとり二役を彼自身がユーモアたっぷりに演じ分
けた離れ業も高く評価され、第39回セザール賞で、作品、脚色、主演男優賞
など、主要5部門制覇を成し遂げた。共演はD・クルーガーほか。

不機嫌なままにメルシー (180x120)
(C) 2013 LGM FILMS, RECTANGLE PRODUCTIONS, DON’T BE SHY
PRODUCTIONS, GAUMONT, FRANCE 3 CINEMA, NEXUS FACTORY
AND UFILM

 

 

 

 

『猿の惑星:新世紀(ライジング)』

2014年/アメリカ

6/27(土) 21:00~【字】 6/28(日) 18:45~【吹】

☆往年の人気SF映画「猿の惑星」シリーズを装いも新たにリブートし、世界
中でメガヒットを記録した「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」。その続編と
なる本作は、前作の物語から10年後の世界が舞台。ウイルスの蔓延により、
地球の荒廃化が進み、絶滅の危機に陥った人類と、それとは対照的に、より進
化を遂げ、森の奥に文明的なコミュニティーを築き上げた猿たちが、共存か決
戦か、ギリギリの選択に悩むさまを、ドラマチックなストーリーと、最新のC
Gを駆使した迫真の映像でスリル満点に描く。主演はA・サーキス。

猿の惑星 (180x95)
(c) 2014 Twentieth Century Fox Film
Corporation. All rights reserved.

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