過去のおすすめソフト

株式会社音楽出版社 CDジャーナル誌 (選者)高岡 洋詞氏 9月の推薦盤

recommend1709_01

ヒップホップ・ゲームにルール・シフトを要求

ジェイ・Z/4:44

CD
ジャンル:Rock&Pops
レーベル:ユニバーサルミュージック・ユニバーサル
発売日:2017.7.28
価格:2,500円+税
規格品番: UICD-6225

2017年9月1日 日本オーディオ協会が選んだおすすめソフト

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ザ・ケルン・コンサート<タワーレコード限定/完全限定盤>
Keith Jarrett

品種:スーパーオーディオCDハイブリッドディスク
発売元:TOWER RECORDS/UNIVERSAL ECM SA-CD SELECTION TOWER RECORDS
発売日:2017/03/08
定価:¥3,780(税込)
商品番号:PROZ-1087

聴きどころ

タワーレコードによるECM レーベルの名盤をSA-CD化するシリーズを取り上げる。このシリーズは既に第3弾(9月6日発売)まで予定されているが、今回は第1弾の3作品を取り上げる。先ず1作目は言わずと知れたキース・ジャレットの名演、ケルンコンサート。もともとECMレーベルは斬新な音楽と共に自然で透明感のある録音が大きな特徴であるが、改めて今回のSA-CD盤を試聴すると、LPに比較し明かに分解能が一段と良くなり、低音から高音まで一つ一つの音が鮮明に且つうまくミックスし、より心地よい音楽に組み上がっているのが分かる。透明感のあるピアノに加え、キース・ジャレットの唸り声、足踏みの音、会場の気配、すべてが音楽となって、演奏に聞き入ることが出来る。SA-CD化により、まさにオリジナル録音の良さ、ECM Soundを再認識させる名盤である。

評:JAS

2017年9月1日 日本オーディオ協会が選んだおすすめソフト

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リターン・トゥ・フォーエヴァー<タワーレコード限定/完全限定盤>
Chick Corea

品種:スーパーオーディオCDハイブリッドディスク
発売元:TOWER RECORDS/UNIVERSAL ECM SA-CD SELECTION TOWER RECORDS
発売日:2017/03/08
定価:¥3,780(税込)
商品番号:PROZ-1088

聴きどころ

2作目は、チックコリアのバンド「Return to Forever」のデビュー作。国内ではPolydorが発売元となり、ECM作品という意識が薄かったが「ECM原盤」であり、New York録音であるが、マンフレート・アイヒャーがプロデュースしたれっきとしたECM作品である。1972年の発売当時、フリージャズの後に現れたラテン感覚にあふれた爽やかなサウンドに多くの人がハッピーになり、当時大学生だった筆者にとっても繰り返し聞いた思いで深い作品である。チックコリアはエレキピアノを弾くが、サウンドはリード、ベース、パーカッション、ボーカルを含め極めてアコースティックであり、まさにECM録音である。エレキピアノは奥行き感、深みがあり、パーカッションは切れ良く軽やかに、特にシンバルは粒立ちよく崩れずに綺麗に広がる。とても心地よく爽やかなサウンドである。45年前の録音であるが、SA-CD化により、一段と魅力が増した名盤。

評:JAS

2017年9月1日 日本オーディオ協会が選んだおすすめソフト

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ブライト・サイズ・ライフ<タワーレコード限定/完全限定盤>
Pat Metheny

品種:スーパーオーディオCDハイブリッドディスク
発売元:TOWER RECORDS/UNIVERSAL ECM SA-CD SELECTION TOWER RECORDS
発売日:2017/03/08
定価:¥3,780(税込)
商品番号:PROZ-1089

聴きどころ

最後はパット・メセニーの『ブライト・サイズ・ライフ』。ジャコ・パストリアスが参加したメセニーの初リーダーアルバム。録音は多くのECM作品が録音されている南西ドイツ・ルートヴィヒスブルクのBauer Studios。ギタートリオというシンプルな構成であるが、アコースティックな自然な広がりはECM録音ならではのものである。ベースの伸び、つややかさ、そして切れ、ドラムスの広がり、ギターの爪弾きと響き、どれも生々しく、ライナーノートにある通り少々音量を上げて聞きたくなる作品である。

評:JAS

2017年8月9日 日本オーディオ協会が選んだおすすめソフト

recommend170809_03

ベートーヴェン: 交響曲全集 (第1番-第9番《合唱》)
ハンス・シュミット=イッセルシュテット 、 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

品種:スーパーオーディオCDハイブリッドディスク
発売元:TOWER RECORDS UNIVERSAL VINTAGE SA-CD COLLECTION TOWER RECORDS
発売日:2017/07/12
価格:¥9,700(税抜)
商品番号:PROC-2072/6

聴きどころ

タワーレコードによるアナログ録音時代の名盤をSA-CD化するシリーズから3作品を取り上げる。先ず1作目はDECCAが収録したイッセルシュテット/ウィーン・フィルによるベートーヴェン交響曲全集。この全集はウィーン・フィルにとって史上初のsession録音で収録した全集でまさに名盤である。演奏は比較的穏やかなテンポで、オーソドックスなものだが、聞けば聞くほど好きになるというか、聞き手を引き込む不思議な力を持った演奏で、それ故、今日までDeccaの歴史的録音として愛聴されてきたと思う。録音は1965年から1969年と今から50年ほど前であり、音質面では流石に現在のハイレゾ録音には及ばない。しかし、オリジナルテープから最新のデジタル技術でSA-CDの器に移すことで録音当時の音質を見事に再現していると思う。第2番・第2楽章後半での弦と管、特にホルンとの掛け合いは絶妙に再現されており、第3番・終楽章後半のゆっくりしたテンポの弱音からクライマックスは圧巻。同じく第5番の第3楽章から終楽章への展開も素晴らしい。第9番終楽章では、流石にオーケストラと合唱がフルに奏でるところのDレンジは足りていないと思うが、独唱はクリアーに聞こえオーケストラ、合唱とのバランスもとてもいい。筆者の好きな第7番も見事な演奏と思う。歴史的名盤が最良の形で提供されており、LPで聞いていた愛好家の方々は勿論のこと、若いクラシックファンの方にも聞いていただきたい名盤である。

評:JAS

2017年8月9日 日本オーディオ協会が選んだおすすめソフト

recommend170809_02

ベートーヴェン: ピアノ協奏曲集(第1番・第3番・第5番《皇帝》), ピアノソナタ第4番
アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ 、 カルロ・マリア・ジュリーニ 、 ウィーン交響楽団

品種:スーパーオーディオCDハイブリッドディスク
発売元:TOWER RECORDS UNIVERSAL VINTAGE SA-CD COLLECTION TOWER RECORDS
発売日:2017/07/12
価格:¥4,780(税抜)
商品番号:PROC-2070/1

聴きどころ

2作目はTV放送用にライブ録音されたミケランジェリ/ジュリーニ/ウィーン交響楽団によるベートーヴェンのピアノ協奏曲集である。ご存知の通りミケランジェリはキャンセル魔として知られており、そのミケランジェリのライブ録音ということで非常に貴重な録音である。演奏は指揮者、ピアニストともイタリア人で、ドイツ音楽はどうかという気もするが、一音一音正確に組み立てられた音楽は素晴らしく、とてもライブの「一発録り」の演奏とは思えない緻密なものである。録音は1979年で、HiFiオーディオも普及しアナログ録音技術も成熟期に入った時期であり、ライブ録音とは言え、高音質なものとなっている。ピアノは華やかな音質で、まさにミケランジェリのピアノである。オーケストラはピアノの後ろに重心低くバランスよく広がり、ピアノとの一体感のある落ち着いた音場を作り出している。第3番・終楽章、第5番・第2楽章等、随所で透明感のあるピアノと弦楽と管楽器の美しいハーモニーが奏でられている。カップリングで追加されている1971年録音のピアノソナタも、響は少なめだがクリアーな音色で、低音は力強くスケール感のある音像は安定感があり、好録音。SA-CD化により当時の音質が再現されているものと思う。

評:JAS

2017年8月9日 日本オーディオ協会が選んだおすすめソフト

recommend170809_01

モーツァルト: 交響曲集(第29, 35, 38, 39, 40, 41番), フリーメイソンのための葬送音楽, アイネ・クライネ・ナハトムジーク
カール・ベーム 、 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

品種:スーパーオーディオCDハイブリッドディスク
発売元:TOWER RECORDS UNIVERSAL VINTAGE SA-CD COLLECTION TOWER RECORDS
発売日:2017/03/22
価格:¥6,350(税抜)
商品番号:PROC-2022/4

聴きどころ

最後は、カール・ベームが最晩年にウィーン・フィルと収録した6曲のモーツァルトの後期交響曲と2曲の管弦楽曲を3枚に収めたSA-CD。全曲とも世界初SA-CD化とのこと。演奏は明るくテンポもよく、とてもモーツァルトらしいモーツァルトに仕上がり、そして軽快さの中にも正確さと緻密さがあり全く隙のない心からモーツァルトを楽しめる名演である。音色は滑らかで高品位。弦はシルキータッチでまさにウィーン・フィルの響きであり、SA-CDという容量が大きな器に収められ余裕をもってオリジナル録音のすばらしさが再現されている。ハイレゾ録音、SA-CD化というだけで音がいいと誤解されることもあるが、それらはあくまで入れ物であり、もともとの録音が素晴らしくなければ高品位な再生音は期待できない。このタワーレコードのシリーズはオリジナル録音の良さが十分に発揮された企画である。

評:JAS

株式会社音楽之友社 ステレオ編集部(選者)峰尾 昌男氏 8月の優秀録音盤

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ヴィオラを描ききった選曲と録音

ベル・カント~ヴィオラの声
アントワーヌ・タメスティ(ヴィオラ)、
セドリック・ティベルギアン(ピアノ)

CD
発売元:キングインターナショナル
価格:¥3,000+税
品番:KKC5761

株式会社音楽出版社 CDジャーナル誌 (選者)安田 謙一氏 8月の推薦盤

recommend170801_01

圧倒的なベスト

Negicco/Negicco 2011~2017 -BEST- 2

CD
ジャンル:J-Rock&Pops
レーベル:T-Palette Records
発売日:2017.7.20
価格:3,000円+税
規格品番: TPRC-0181

株式会社音楽之友社 ステレオ編集部(選者)福田 雅光氏 7月の優秀録音盤

recommend17070302

こんなリアリティがCDで得られるのは魅力

バッハ:トリオ ~チェロ、マンドリン、コントラバス
ヨーヨー・マ(チェロ)、クリス・シーリー(マンドリン、ギター)、
エドガー・メイヤー(コントラバス)

CD
発売元:ワーナーミュージック・ジャパン
発売日:2017年5月24日発売
価格:¥2,600+税
品番:WPCS13681