CDフォーマット

読み方 : シーディーフォーマット

用語解説

CDで用いられるデジタル信号のフォーマット。サンプリング周波数=44.1kHz、量子化ビット数=16bit。(※JEITAでは、DAT/DVD等で用いられる48kHzもCD相当のスペックと分類、48kHzまたは16bitを超えるものを”ハイレゾ“と呼称するのが望ましいとした)。

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CD(Compact Disc)はソニーとオランダフィリップス社によって規格化された直径12センチメートルのディスクで、通称レッドブックと呼ばれる規格書にまとめられています。この規格書では、データ形式、サンプリング周波数、量子化ビット数、チャンネル数といった規定、ディスクで記録するための変調方式やディスクの物理的仕様等、CDの記録再生に必要な情報が網羅されています。これらすべてを含んだものが広義のCDフォーマットですが、昨今、”CD相当”と謳う音声圧縮方式や、”CDスペックを超える”ものとして定義されたハイレゾ等、CDの緒元を基準として語られるケースが多くみられ、この場合に引き合いに出される”CDフォーマット”は多くの場合サンプリング周波数=44.1kHz、量子化ビット数=16bitのデジタル音声フォーマットを意味しています。本サイトでも、特に断らない場合には”CDフォーマット”という用語を後者の意味で用います。

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