アップコンバート

読み方 : アップコンバート

用語解説

より滑らかなアナログ波形を得るために、デジタル補間技術を用いて音楽データのビット数やサンプリング周波数を拡張する手法です。

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アップコンバートはテレビ放送の分野でも見かけることができます。アナログ放送時代は走査線480本のSD映像でしたが、デジタル放送に移行したHD映像の走査線は1080本に拡大されました。このためSDで収録された過去の番組をHDで放送する場合にデジタル技術に算術処方を加えて不足する情報を補間します。これをアップコンバートと呼び、オーディオの世界でも例えばCD用のマスターテープ(44.1kHz/16bit)からハイレゾ音源ファイルを制作する場合なども同様な考え方で信号処理を行っています。

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