一般社団法人 日本オーディオ協会

デイプラネット

jazzmanJ-01(42万円)の特徴をそのままに受け継ぐ、プレミアモデルjazzmanJ-02(12万円)の試作スピーカーを展示出来る事になりました。J-01と聴き比べてみて下さい。

本歪振動スピーカーの動作をより効果的にするために本スピーカーの可動部分は振動板と接続面積の極端に小さい「点接続」で接続されています。この仕組みを詳しく分かる様にビデオも制作いたしました。これも併せて公開いたします。

では、点接続の原理とはどのようなものかと言えば、あまりにシンプルな内容「点で接続すると振動が効果的に伝わる」という自然現象なのです。

こんなまだ世間に知られていない自然現象があったんですね。しかしこれは当初私が発見した事なのかと思って去年特許を申請していたのですが、残念ながらこれだけでは特許が取れませんでした。実はこれと似たようなものが過去にもあったのですね。そこで、若干請求範囲を変更せざるを得なかったのですが無事に今年になって特許を取得することが出来ました。去年の音展ではこの事は未だ決着していなかったので公開できなかったのですが、今回セミナーでもこの辺のところを詳しく説明したいと思っています。

本スピーカーは点接続を実現する為に、細い振動棒を使っているのですが、実は同じように棒で振動を伝える構造が人間の耳の構造の中にあります。人間の耳は振動をつたえる小さな棒状のパーツ、つち骨、きぬた骨、あぶみ骨という棒状のもので振動を伝えているようです。

又昔の、マグネチックスピーカーも棒で振動を伝えていました。当然これも振動板とは点接続になっています。

この様に点接続、及びこれに類似した構造は昔からある、あるいは自然界にある(耳の構造)振動を伝えるための有効な構造なのですね。