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掲載日:2011/02/28

第二回インストラクターコース(JDPC3級講座)報告

第二回インストラクターコース(JDPC3級講座)報告

去る2月19、20日に社団法人日本オーディオ協会主催のデジタルホームシアター取扱技術者資格認定制度インストラクターコース(JDPC3級)が開催されましたので講座の様子をご紹介します。

2日間のコース初日冒頭、協会会長からは「本講座受講の意義はオーディオマーケットへのテコ入れと日本国内の健全なホームシアターマーケット開拓への取り組み」を参加の皆さんへ理解していただきました。
続いての音響基礎講座ではAV機器の機能と特徴と調整方法の基礎を学びました。オンキヨー、ソニー、パイオニア、マランツと4台のAVアンプをそれぞれ5.1 チャンネルスピーカーを接続しての各社独自の自動音場調整の体験実験を通じ調整の重要性を体感しました。 午後からの講座でもスピーカーから発した音が部屋の中で定在波となって悪さをする様子を目で確かめ、さらにモノラル音声とステレオ音声の聞こえ方、時間差の聞こえ方の違いなどを理解できる実演がありました。また、音響調整に必要なツールも単機能便利ツールや、PCアプリケーションなど具体例の説明がありました。
インテリア講座では、具体的な施工例をもとに施主の要望への応え方の実例が説明され、さらにインテリアの基礎的な考え方の実例も知ることができました。
映像の基礎では日立の液晶テレビとプラズマテレビのそれぞれの特徴を視たり、JVCのプロジェクターを使っての調整、加えて今回新たに話題の大型スクリーン+プロジェクターによる3D映像とソニーの液晶テレビでの3D映像鑑賞体験がありました。大型スクリーンによる3D映像は、参加の皆さんからも歓声があがっていました。
ホームシアター基礎講座は、この2日間で学んだAV機器知識とインテリア知識を実務として捉え、パナソニック電工社の実際例をもとに現場で活かせる総合的な考え方を学びました。
最後に全40問のテストで終了。受講された皆さん大変お疲れ様でした。/p>