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名古屋芸術大学 公開講座「3D オーディオ ワークショップ」が開催されました

既報のとおり、8月10日名古屋芸術大学芸術学部芸術学科音楽領域サウンドメディア・コンポジションコースでは、ベルリン芸術大学 トーンマイスターコース教授 トースタン・ヴァイゲルト氏を招いて、公開講座「3D オーディオ ワークショップ」が開催されました。
ドイツのトーンマイスターコースは、1949年よりデトモルト音楽大学、また、1970年よりベルリン芸術大学に開設されましたが、ベルリン芸術大学を2001年に卒業したトースタン氏は、近年3Dオーディオを研究テーマとしており、氏や教え子たちが収録した10の3D録音プログラムを二部に分けて紹介して頂きました。会場となった同大学東キャンパス2号館3階の大アンサンブル室に、Auro11.1フォーマットの再生に応じた音響システムが組立られ、3Dサウンド(立体音響)の技術解説や録音手法、トースタン氏の録音哲学についての説明にサウンドデモが加わった非常に丁寧な進行で、学生さん、一般参加者約50名が熱心に耳を傾けていました。


センタースピーカー(低層および高層)
ライトスピーカー(低層および高層)
LFEスピーカー

客席中央に高く上がるトップスピーカー
(Voice Of God)

音源送出に用いられたPC群とインタフェース類

プログラムには名古屋芸術大学の学生による音源紹介があり、JAZZ Live演奏、オーケストラ+フルート二本/オーケストラ+ピアノ、4ピースロックバンド、といった三つの作品が発表されました。


学生の質問にも丁寧に応えるトースタン氏

ベルリン大聖堂で収録されたレクイエムAuro11.1再生を
自由に会場内を歩き回って音を確認する参加者

参加者全員で記念写真

もちろん、これまでベルリン大聖堂へ行ったことは有りませんが、Auro11.1によるレクイエム3Dサウンドには、天井の高さ方向に昇っていく荘厳な残響音に圧倒される思いでした。当日同時通訳を担当してくれていた永田悠氏(2017年学生の制作する音楽録音コンテストで優秀録音技術賞受賞者)の独白、ホットなサウンドであることが大事、というコメントに二度圧倒されました。

この講座の様子は、本イベントを主宰して頂きました名古屋芸術大学長江和哉先生にJASジャーナル誌にも寄稿頂ける予定です。お楽しみに。(記:事務局長 照井和彦)

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