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一般社団法人日本オーディオ協会 通常総会を開催しました。

一般社団法人日本オーディオ協会は平成23年6月9日に第一回目の通常総会を行いました。
総会では、校條会長より次のように挨拶がありました。
新生!一般社団法人日本オーディオ協会として本日無事に総会を向えることができましたことを、ご指導いただきました行政並びに関係の皆様方にご報告すると共に深く御礼を申し上げます。振り返りますと1952年設立以来59年、1992年公益法人認可以来19年を経、この間まさに日本の民生用電子機器市場のリード役として、また感性価値文化創造の担い手として多くの功績を残すことができたものと自負し、先輩の皆様方、並びに関係の皆様方に大いなる敬意を表したいと思います。
今わが国は、失われた20年というバブル崩壊に始まって、リーマンショックによる世界同時不況からようやく立ち直ろうとした矢先に東日本大震災と福島原発崩壊、並びにそれらに立ち向かうべくはずの政治の崩壊という国難に直面しています。死者15,000人以上、未だ行方不明者8,000人以上という大惨事に言葉を失いますが、被災された方々並びに地域に本当に心からお見舞いを申し上げます。一方で、このような過酷な状況においても世界は立ち止まってくれません。この様な時、私たちが新生!一般社団法人日本オーディオ協会を船出させましたことは何かの縁と思わざるを得ません。
まさに日本の発展は戦後の焼け野原から始まったわけですが、世界の経済大国になり先進国として振舞ってきたことが何か大きな音と共に瓦解しているような気がしてなりません。それは経済発展と引き換えに失ってきた感性価値文化と、それを支えてきた日本人としてのアイデンティティーではないかと考えます。大きく変貌しようとしている世界の構図の中で、日本が生き残っていくためにも私たちは日本ならではの、あるいは日本でしかない感性価値文化を再生しなければならないと考えます。
私たちは感性価値文化の一つに音楽の世界、あるいは再生音楽の世界があると考えています。これは単に伝統に縛られるのではなく、また一握りの趣味の世界に埋没するのではない、新たな技術と文化の融合によって生まれるものでなくてはなりません。
多くの方からはこんな国難の最中に感性価値文化の再生などと寝ぼけたことを言うなとお叱りを受けるかもしれませんが、逆にこんな時こそ次の時代に胸を張って継承できる日本を再生することが私たちの役割ではないでしょうか。
一般社団法人日本オーディオ協会は、小さな協会ですが崇高な志を忘れることなく、第三の創業の次代を切り開くべく会員一同邁進する所存です。皆様の格段のご指導とご支援をお願い申し上げます。

総会の議題では、平成22年度の事業報告および決算報告が承認されました。続いて平成23年度の事業計画と予算が説明されました。第2号議案では以下の役員交代が承認されました。
<新任役員>
理事        鴨志田憲一郎  ヤマハエレクトロニクスマーケティング株式会社
理事・副会長   中村 和彦    パナソニック株式会社
監事         岡野 憲策    パイオニア株式会社
第3号議案として昨年の総会で承認された定款の一部変更が審議され、原案通り承認されました。最終的な定款は近日中に情報公開いたします。

続いて懇親会では、経済産業省商務情報政策局情報通信機器課吉本課長様を来賓にお迎えし、 東日本大震災で被災にあわれた方へのお見舞いとお悔やみを述べられました。「被災地では様々な形で復興に力を注いでおります。日本オーディオ協会も被災地の学校等にオーディオ機器、CDを寄付したと伺っております。これもひとつの光を与えられたものと思っており、感謝を申し上げます。また、オーディオ&ホームシアター展では、昨年にも増して今年はより多くの来場者が訪れますよう一躍を担いたいと思っております。
人間の心を豊かにするオーディオの力を信じ、今後のご発展を祈念しております。」
と、お言葉をいただきました。

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