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掲載日:2012/06/13

日本オーディオ協会通常総会を開催しました。

一般社団法人日本オーディオ協会は、平成24年6月7日通常総会を行いました。
総会では、校條会長より、次のように挨拶がありました。
皆様、平成24年度総会にご参集頂き、有り難うございます。平素からのご支援には心から感謝を申し上げます。
さて、一般社団法人日本オーディオ協会は、今年創立60周年を迎えました。一口に60年と云いますが、日本のオーディオ業界に大きな足跡を残してきたものと認識しています。
井深大氏と中島健三氏の強い信念の下に、1952年(昭和27年10月4日)に設立された、「日本オーディオ学会」が前身であり、その信念は「可聴音・高忠実度録音及び再生の飽くなき追及」を求めて活動する団体とあります。そして同年12月4日~7日の4日間にわたって「全日本オーディオフェア」を開催しています。まさに行動する団体の面目躍如です。さらに翌年には「日本オーディオ協会」として現在に至っております。
本日、総会を開催するに際し、60年の重みと責任を認識し、新たな活動を提起する所存です。新たな活動を提起する上で再認識しなければならないことは、設立時の理念です。
世の中は、技術進化と小型化により利便性は圧倒的に向上し、大きく生活スタイルも変わりました。このこと自体を批判するつもりはありませんが、その結果失ったものもあります。その一つに私たち日本人の感動をつかさどる感性文化が、希薄化したと思っております。一方で日本の産業構造が大きく揺らでいます。特にモノづくりが崩壊しようとしています。産業構造が時代とともに変化することは良いとしても、日本の産業構造はどこに行こうとしているのでしょうか。成熟社会であればあるほど文化の位置づけは重要となります。文化の発展こそが新たな産業構造の発展に必要です。特に創造力が必要な企画や開発などを産業構造の中心にするなら感性文化力は絶対条件です。日本オーディオ協会は、60周年を機に協会設立の理念に戻り、感性文化の醸成に取り組みます。この一年、これを具体的に進めるために中期事業計画検討会議を設置し、検討を進めてきました。平成24年度事業計画はこれに基づいています。大きなポイントは新たに技術会議を設置し、特に技術的解析をバックボーンに音源再生の向上を目指します。この領域こそ感性文化の源になるはずです。これまでも言ってきた感性文化向上の取り組みが始まります。会員の皆様の絶大なるご支援をお願いし、総会開催のご挨拶といたします。

総会の議題では、平成23年度の事業報告および決算報告が承認されました。続いて平成24年度の事業計画と予算が説明されました。第5号議案では以下の新役員が承認されました。

   総会の議題では、平成23年度の事業報告および決算報告が承認されました。続いて平成24年度の事業計画と予算が説明されました。第5号議案では以下の新役員が承認されました。
<新任役員>
理事        大島  洋    ティアック株式会社
理事        大瀧正気    オンキヨー株式会社
理事        岡本幹彦    日本放送協会
理事        戸祭正信    シャープ株式会社
理事        春名恵介    富士通テン株式会社
理事        山崎一彦    パイオニア株式会社

経済産業省商務情報政策局情報家電戦略室長 関根 久様を来賓にお迎えし、
「今年60周年を迎える日本オーディオ協会の校條会長はじめ、歴代の関係者の方々の継続する力、そしてオーディオ、ホームシアターを含めた音楽に対する情熱を今後も期待するところです。 昨年の「オーディオ&ホームシアター展」では、来賓の方々が一番乗りのお客様と共にテープカットをするなど、ユーザーに対しての感謝の気持ちを表すことは心温まる趣向であろうと思います。ことしの「オーディオ&ホームシアター展」の成功を大いに期待しております。
近年のオーディオの媒体はカセット、CD、MD、DVD、BDといろいろと変わりますが、オーディオの普及ということでは、ユーザーのライフスタイルも変わっていく中で、どのような環境の中で音を楽しんだらよいか、技術者のDHT認定試験をとおして一定レベルの音の基準をあきらかにしていただき、日本初のオーディオの試聴環境を世界に広めていくことを期待します。また、海外勢を超えるような画期的な機器を開発していただき、日本オーディオ協会もこれをサポートしていって欲しいと思います。」と挨拶されました。