掲載日:2025/10/31
12月6日 「音の日」
電子楽器の開発および普及に貢献された皆様を 2025年度 「音の匠」に顕彰
一般社団法人日本オーディオ協会(所在地:東京都港区、会長:小川理子)は、12月6日の「音の日」に、音を通じて文化創造や社会貢献を果たされた方々を「音の匠」として顕彰しています。
2025年度は、電子楽器の開発および普及に多大な貢献をされた菊本忠男氏、中田卓也氏、三枝文夫氏)の3名を、「音の匠」として顕彰いたします。

菊本 忠男 氏
中田 卓也 氏
三枝 文夫 氏
2025年度「音の匠」受賞者
- 菊本 忠男 氏 (ローランド株式会社 元代表取締役社長 / 元技術開発担当役員)
- 中田 卓也 氏 (ヤマハ株式会社 取締役会長)
- 三枝 文夫 氏 (株式会社コルグ 監査役)
選考理由
菊本忠男氏、中田卓也氏、三枝文夫氏の3名は、日本の電子楽器の発展をリードし、その成果は新しい音楽文化の創造に寄与するとともに、音楽業界およびオーディオ業界の発展に大きな影響を与えてきました。
日本が世界に誇る電子楽器技術の礎を築かれた功績に敬意を表し、「音の匠」として顕彰いたします。
顕彰式特別ゲストに向谷実氏も登場
「音の日」イベントでは、顕彰式に続いて「音の匠」3名をパネリストに迎え、日本オーディオ協会 会長・小川理子が司会を務めるトークセッションを実施します。開発当時のエピソードや、電子楽器がもたらした音楽文化の変遷などをお話しいただきます。
さらに、特別ゲストとして向谷実氏(元カシオペア/現・かつしかトリオ キーボード奏者)をお招きし、ご登壇いただきます。
※本年は12月6日が土曜日のため、イベントは5日金曜日に開催します。
※本イベントは、事前登録制の本協会会員、招待者限定のイベントです。

向谷 実 氏
選考委員(順不同、敬称略)
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- 大浦 徹也
- 株式会社JVCケンウッド 執行役員
*委員長
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- 山﨑 芳男
- 早稲田大学 名誉教授
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- 小谷野 進司
- AES日本支部 前代表理事
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- 平山 勉
- 株式会社電波新聞社 代表取締役社長
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- 冬木 真吾
- 日本コロムビア株式会社
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- 中山 博文
- 株式会社ソニー・ミュージックソリューションズ
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- 熊澤 進
- ヤマハ株式会社
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- 中野 裕介
- パナソニック エンターテインメント&コミュニケーション株式会社
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- 高島 紀之
- アルプスアルパイン株式会社
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- 大久保 洋幸
- NHK財団
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- 末永 信一
- 日本オーディオ協会 専務理事
「音の日」とは
1877年12月6日に、トーマス・エジソンが錫箔円筒式蓄音機を完成させて、音を記録・再生する技術が発明されました。日本オーディオ協会は12月6日をオーディオの誕生日として「音の日」と定め、日本音楽スタジオ協会や日本レコード協会など音に関わる団体と共同して、音の持つ力の重要性を認識するイベントを開催しております。「音の匠」の顕彰式の他に、「日本プロ音楽録音賞」や「ReC♪ST (学生の制作する音楽録音作品コンテスト)」の表彰式などの啓発活動を実施しております。
- 参考URL
- 日本オーディオ協会:
https://www.jas-audio.or.jp/
日本オーディオ協会 「音の日」:
https://www.jas-audio.or.jp/sound-day