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掲載日:2022/01/18

【Stereo Sound ONLINE】【麻倉怜士のCES2022レポート03】2022年の画質シーンは「奥行表現」競争へ〜TVS REGZAとソニーに聞く〜

CESのテレビ動向を読むと、絵づくりに新しい傾向が表れてきたことが分かる。「奥行」指向だ。
TVS REGZA(東芝)は、映像処理エンジン「レグザエンジンZR α」を引っ提げて久しぶりにCESに出展。この新エンジンの特徴が「奥行」表現だ。ソニーは昨年のXRプロセッサーの改良版をCESで発表し、ここでも「奥行」表現をセールスポイントにした。韓国勢もサムスン、LG揃って「Object Depth Enhancer」という画質技術を採用している。ここにきて、テレビ大手は、足並みを揃えて「奥行」に絵づくりのターゲットを当ててきた。