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掲載日:2021/08/17

【PHILE WEB】聴き慣れた盤から新たな発見を。エアータイトのフォノイコ「ATE-3011」から聴こえるアナログの奥深き世界

レコード再生にはデジタルでは味わえない楽しみがあり、何十年も聴き続けているのにいまだに奥が深いことを実感する。カートリッジを変えて好みの音に近付けたり、徹底的なメンテナンスで音を追い込むなど、手間をかけるほど良い音が出てくることがなんとも楽しいのだ。
音のバリエーションをほぼ愉しみ尽くしたと思っていても、手持ちのレコードがこれまで聴いたことがない音を奏でる瞬間に出会うこともある。まさにレコードファンの醍醐味だ。今回聴いたエアータイトの「ATE-3011」は、そんな嬉しい出会いに導くフォノイコライザーアンプの代表格と言っていい。