掲載日:2020/09/16
【Stereo Sound ONLINE】密閉型を思わせる曖昧さのないクリアーな低音が出色『エアパルス A300 Pro』
1980年代後半に登場した小型2ウェイ機、アコースティックエナジーAE1の鮮烈な音を覚えておいでの方は多いことだろう。このスピーカーを設計したフィル・ジョーンズ氏は、その後ボストンアコースティックス、プラチナム・オーディオ、AADで家庭用スピーカーの傑作を開発するとともに、PJBブランドでベースアンプを設計、大成功をおさめている。ちなみに彼はアコースティックエナジー入社前、ヴァイタボックスで業務用スピーカーの設計に携わりながらプロ・ベーシストとしてカーディフのロック・サークルで活躍していた(人気ベーシストのピノ・パラディーノは当時の仲間だそうだ)。