いよいよ明日10時スタート!
よりじっくり深く楽しめる音と映像の祭典を目指して、
A&Vフェスタ2008が装いも新に開幕します

今年はパシフィコ横浜「カンファレンスセンター」で開催!
 いよいよ明日、2月23日(土)からA &Vファン注目の音と映像の祭典「A&Vフェスタ2008」が開幕します。今年は、従来の形式をさらに進化させ、「たっぷり視る!」「じっくり聴く!」をテーマに、各メーカーが提案する音と映像の最先端の世界を、充分に堪能していただくための工夫を随所に行いました。従来よりもメーカーごとの個室ブースを大幅に増やして、各メーカーの注目製品を集中して視聴できる環境作りに配慮。また、音と映像の世界に革新をもたらしているプロデューサー、エンジニア、アーティストによるセミナーを実施。ふだん聴くことのできない、視ることのできないオーディオとビジュアルの新体験をしていただく事ができます。そして、本年もお子様連れのファミリーに向けて、工作教室やファミリーシアターなどのご用意もしています。ひとりで気ままに回るもよし、カップルで素敵な音と映像に身をゆだねるのもよし、家族でワイワイ楽しむのもよし。とにかく、この3日間、昨年までは実現できなかった新たな "感動" と "未体験" をたくさんご用意してお待ちしています!


■開幕直前!会場レポート
 〜見逃せない!注目のセミナー、イベントをご紹介〜

 今日は、明日からの本番に向けて、各メーカーとも準備に追われています。セッティングや各種チューニングなど、作業は深夜までおよびそうな気配ですが、会場は徐々にオープンへ向けて形を整えてきています。そんな中から、本日は直前レポートとして、現地での写真を交えながら明日以降開催される注目のセミナー、イベントをご紹介したいと思います。

<出版社セミナー>
魅力的なイベントが盛りだくさん
明日に備えて、ただいま準備中!

2月23日(土)11:30〜
最新DCアンプによるLP再生とCD再生
講師/金田明彦
主催:MJ無線と実験/誠文堂新光社

 1970年代に登場し、オーディオファンの間で画期的なアンプとして評価された金田式DCアンプの最新進化形を聴くことができる試聴会です。アナログLPレコードとCDによるデジタルオーディオの聴き比べなども行われる予定で、オーディオファンにとっては実に貴重な体験となること間違いなし。ぜひ、お越しください。

2月23日(土)14:30〜
ロックこそいいオーディオで聞こう!!
出演:小野島大 vs. 広瀬陽一
主催:オーディオベーシック/共同通信社

 クラシックやジャズは、優れたオーディオ機器で聴くべきだけれど、ロック音楽はその辺の安価なミニコンポで充分。などという考えをお持ちの方がいるとすれば、このイベントには絶対参加すべきです。実はオーディオの真実は「ロックこそいいオーディオで」聴くべきなのです!いいオーディオで聞くと見えてくるロックの奥深い魅力、果たしてそれは・・・。その答えは会場で!

2月23日(土)17:30〜
長岡鉄男のオリジナルスピーカーを聴く!
主催:Sereo/音楽之友社
 数多くの熱狂的なファンを持ち、2000年に惜しまれつつも他界してしまったオーディオ評論家・長岡鉄男氏。このイベントでは、氏の残した設計図をもとに制作したスピーカーなど、独創的で魅力あふれるオリジナルのスピーカーによる試聴会を開催予定。長岡鉄男ファン、スピーカー自作派は、絶対参加すべし!

2月24日(日)11:30〜
話題作「Camomile Best Audio」を藤田恵美さんが語る!歌う!
出演:藤田恵美、林正儀 ほか制作エンジニア
主催:オーディオアクセサリー・analog/音元出版

 1997年に放映されて人気を呼んだフジテレビ系ドラマ「ひとつ屋根の下2」の挿入歌「ひだまりの詩」。この曲のヒットで知られる「ル・クプル」のボーカルだった藤田恵美さんが登場。藤田さんは、現在ではソロで活動し、香港、シンガポールなどアジアを中心に拠点を広げ、大変な人気を呼んでいます。今回のイベントでは、アジアでトータルセールス20万枚以上を記録している"camomileシリーズ"から生まれた16曲入りのベストアルバム「Camomile Best Audio」を中心に、トークを交えて歌も披露します。藤田恵美さんの作品はシンプルな構成で音が優れていることから、香港のオーディオ専門誌では「オーディオチェックに最適」と紹介され、いまや彼女は『Hi-Fi Queen』という異名をとっているほど。オーディオファンには実に興味深いイベントになりそうです。

「Camomile Best Audio」は、大好評発売中です!

「私の演奏表現力はオーディオのおかげ」
スーパー二胡演奏者 許可さんの演奏とお話
出演:許可(シュイ・クゥ)
主催Stereo Sound/ステレオサウンド

 中国の民族楽器である二胡の可能性を広げる演奏者・許可(シュイ・クゥ)さんが出演。二胡は、もともとは比較的シンプルなメロディを奏でる単旋律楽器でした。しかし、許可さんは、二胡の音域を広げたり、新しい奏法を編み出したりすることで複雑な曲の演奏を可能にし、クラシックやジャズの分野まで裾野を広げ、さまざまなアーティストとの共演も実現させています。このイベントでは、許可さんによる、二胡の可能性を広げた"スーパー二胡"の演奏が楽しめます。その奥深い音の世界をぜひご堪能ください。セミナー会場前ではCD/DVDの即売会も実施される予定で、サイン会も行なわれます。


<親子工作教室>
テルミン工作教室
[3階 301内特設会場]各回20組
23(土) / 24(日) 12:00〜13:00 / 16:00〜17:00

 みなさん、「テルミン」という楽器をご存知ですか?その音は女性の声のようでもあり、愁いを帯びたチェロの独奏のようにも聞こえます。そして楽器自体には手を触れずに、空間に手をかざしながら音を出す不思議な演奏スタイルが特徴です。この楽器は、1920年にロシアの科学者レフ・テルミンによって発明された世界最古の電子楽器で、ここ数年の間に日本のメディアでも取り上げられるようになり、DVDも発売されるなど知名度が上がってきました。「テルミン工作教室」では、この摩訶不思議で魅力的な楽器の小型版を工作します。教材は、学研の「大人の科学」vol.17の "テルミンmini" 。小さいですがちゃんとスピーカーも付いていて演奏することができます。テルミンの奏者であり、研究者でもある竹内正実さんがやってきて、テルミンの魅力と演奏法も解説されます。注目のイベントになること、間違いなし!

テルミンは、こんな風に楽器に
触れずに演奏します
今回、製作にチャレンジする
「テルミンmini」

参加方法について詳しくは【こちら】へ!

■スピーカー工作教室[3階 301内特設会場]各回20組
23(土) / 24(日) / 25(月) 14:00〜15:00

 A&Vフェスタではお馴染みとなりました名物イベント「スピーカー工作教室」。スピーカーから音が出るのは当たり前のことですが、では「なぜ、音が出るの?」とお子様に質問されたら、大人のみなさんはどう答えるでしょうか?人の声も、ドラムの音も、バイオリンやギターの音までひとつの箱の中から出てくるスピーカーの不思議。お子様と実際にスピーカーを組み立てながら、その謎を解き明かしてみませんか?

今回製作するA&Vフェスタ特製スピーカー・キット

参加方法について詳しくは【こちら】へ!


■A&Vフェスタ2008 自作オーディオ自慢大会
 手作りオーディオ機器愛好家のみなさまに向けた企画イベントです。A&Vフェスタ2008に先駆けて「アンプ部門」「スピーカー部門」に分かれて作品を募集。A&Vフェスタ2008 実行委員会内に設けられた審査部会(催事委員会)の厳正なる審査で選ばれた作品が展示されています。そしていよいよ会期中に2次審査を実施。来場者の皆様は会場に用意された投票用紙でこれぞと思う作品にご投票ください。その結果が反映され、実行委員会で各賞を決定。最終日に発表会・授賞式を行います!

<会場に展示された1次審査通過作品(一部)>
アンプ部門の個性あふれる作品たち
これらはすべてスピーカー!いったいどんな音が!?

そのほか1次審査通過作品(会場審査ノミネート作品)はこちら!


<主催者テーマエリア>
●デジタル・オーディオ・プレーヤーテーマエリア
 外出先で音楽を楽しむためのアイテムとして、アップルのiPodをはじめとするデジタル・オーディオ・プレーヤー(DAP)が、大変な人気となっています。わずか数十〜数百グラムの重さのボディに容量の、大きなものでは何万曲もストック可能で、検索性にも優れてすぐに聞きたい曲が探し出せます。自宅のオーディオライブラリにあるCDの楽曲をそっくり持ち出せるような機能性は大変な魅力です。現在では、自宅ではコンポと接続してスピーカーから音が楽しめるシステムが生まれたり、ネット配信と連携してさまざまなサービスが受けられるようになぅたりと、次々と新しい進化も見せています。そして今年は…!DAPの最先端を会場でぜひご覧ください。

デジタル・オーディオ・プレーヤーととともにオーディオの楽しさを広げるさまざまな機器が出品されています

<サラウンドサウンドセミナー>
 安価で使い勝手の良いマルチチャンネルシステムの登場や、デジタル放送の普及に伴ってサラウンドサウンドを楽しむ方々が増えています。そんな中で、サラウンドサウンドの製作現場に興味を持ち始めた方も多いのではないでしょうか?サラウンドサウンドの録音の現場では、どのような工夫によってあの臨場感のある音を作り出しているのでしょう?また、アーティスト達はサラウンドサウンドの可能性をどのように見ているのでしょう。そして、それらを再生して楽しむ私達は、どんなことに配慮すると、その世界を十二分に楽しむことができるのでしょう?そんなサラウンドサウンドに関する疑問のあれこれの答えがここにあります。

ただいま明日に向けて準備中です!

● 2月23日(土)24日(日)25日(月)10:30〜
サランドサウンドシステム構築のポイント
出演:小谷野進司(パイオニア株式会社)

●2月23日(土)13:00〜
ムーンライダースのフロントマン・鈴木慶一待望のソロアルバム
「ヘイト船長とラヴ航海士」をSACDサラウンドで聴く!
出演:鈴木慶一・和田博巳(オーディオ評論家)

●2月23日(土)
クラシックのサラウンド製作とデモ
出演:入交英雄(MBS 毎日放送)

● 2月23日(土)17:00〜 2月24日(日)15:00〜
サラウンド スケープ チェロコンサート
出演:沢口真生/珠希真利

●2月24日(日)13:00〜 2月25日(月)14:00〜
クラシックオーケストラのサラウンドサウンド比較試聴
〜各種マイクアレンジの収録実験のデモと解説〜
AES日本支部サラウンド実験グループの活動より
出演:入交英雄/沢口真生

テーマエリアについて詳しくはこちら!