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10/25:週末を迎えて家族連れやカップルも増え、イベントは最高潮へ

本日のA&Vフェスタは、家族連れやカップルでの来場者が増え、ここ3日間で一番の盛況となった。週末に向けて天気が崩れるという予報があったが、幸い雨は降らず、夕方まで会場は熱気が静まることはなかった。
今日は1Fホールのメーカーで新規出品も増えている薄型テレビ、音楽配信関連のブース、また会場各所で見つけたユニークな商品を紹介しようと思う。




[ TODAY'S INDEX ]

■ 薄型テレビ
>> Panasonic/『VIERA(ビエラ)』
>> Victor・JVC/『EXE(エグゼ)』
>> Pioneer/『PURE Vision』
>> デノン/『LDC-40X/LCD-29X』(参考出品)
>> SHARP/『AQUOS(アクオス)』
>> ナカミチ/『NAKAMICHI』
>> HITACHI/『Wooo』

■ 音楽配信の今を見てみよう!
>> 衛星デジタルで聞く音楽専門ラジオ『MUSIC BIRD』
>> オーディオ機器で音楽配信が楽しめる『AnyMusic』
>> レーベル・モバイル/着うたサービス『レコード会社直営』

■ 見つけた!! スグレモノ!! 注目商品のご紹介
>> クリエイティブメディア/24bit/192kHzステレオのDVDオーディオ再生をサポートする
   『AUDiGY2 ZS』

>> テイクティ/至福の音空間を生み出すヘッドフォン『TAKET-H1』
>> 完実電気/リジェネレーター『Power Planet Series P1000』
>> ヘルツ工業/レコード・プレーヤー搭載用空気ばね式防振システム『5548M』

薄型テレビ

今年のA&Vフェスタは盛りだくさんの内容を持っている。A&V機器(ハード)は、薄型テレビ、ホームシアター・システム、携帯用オーディオ&ビジュアル機器、カーオーディオ、そしてピュア・オーディオ機器と多岐にわたる。そして映像と音楽のソース(ソフト)はDVDビデオ、DVDオーディオ、スーパーオーディオCDといった高音質・高画質のマルチチャンネルサウンドメディア、さらにBSデジタル、CS110度デジタル、地上デジタル放送と広がっていく。デジタルを核にした業界の大きな変革に対する期待は大きく、ユーザーも、各メーカーのこれまでにない斬新で魅力的な製品内容に十分な満足感を得ているようだ。その中でも最も注目を浴びるものが薄型テレビだ。
※ 本文中、チューナー内蔵・チューナー同梱の製品は『テレビ』、チューナー別売の製品を『モニター』と表現した。

Panasonic
『VIERA(ビエラ)』

12月から東京、大阪などの都市限定でのスタートではあるが、いよいよ地上デジタル放送がスタートする。この放送開始へ向けて、各社とも地上波デジタル放送に対応した液晶・プラズマ新製品を発売している。VIERAは、その中でも特にメーカーが力を入れている大型商品で、テレビコマーシャルや駅のポスター等でも幅広く広告展開されている。画質の向上と簡単なリモコン操作ひとつで何でもできる使いやすさの追求、そして省エネ化をテーマに開発され、デジタル放送の利便性を有効に活用できる各種機能も満載だ。大型はプラズマ、中小型は液晶と切り分けている点も特長。





Victor・JVC
『EXE(エグゼ)』

ビクターでは、純白のパネルが美しいハイビジョン対応の液晶・プラズマテレビ製品のラインナップ「EXE」シリーズを展示。DVDとAVが一体化したレシーバーや細長のホームシアター用『DDスピーカー』などとともに、トータルなホームシアター・システムを提案している。





Pioneer
『PURE Vision』

パイオニアは、『高画質』『高機能』『省エネ』を3本柱にしたプラズマテレビ『PURE Vision』シリーズを投入。周囲を黒縁でしめたパネルは都会的でスタイリッシュ。





デノン
『LDC-40X/LCD-29X』(参考出品)

デノンはこのフェスタに向けて40型および29型の大型液晶ディスプレイを参考出品として登場させた。特長はインテリア感覚の木目キャビネットで、同社の他のAV製品やラックなどとのデザイン的な統一感をもたらしている。ディスプレイと一体化するAVメディアレシーバーも同時に参考出品として展示された。





SHARP
『AQUOS(アクオス)』

シャープは徹底した液晶戦略に打って出る。省エネに優れ、寿命も長く、大型化も可能になってきている液晶テレビは、注目商品のひとつだ。ブースでは『1-BIT PANEL THEATER』のデモを実施。AQUOSにマッチする薄型パネルデザインのDVD、AVアンプ、そして細長くスタイリッシュなスピーカーのセットを組み合わせて試聴会を行っている。AVアンプは、シャープが提唱する1ビットアンプ。1ビットアンプだからこそ、薄型化が実現できたという。





NAKAMICHI
『NAKAMICHI』

ナカミチも今年のメイン商品にプラズマ・液晶のディスプレイ新製品を投入した。視聴室では、50インチプラズマディスプレイ『VU50P』で音楽DVDをデモ。また、展示では22インチと29インチの液晶ディスプレイを並べている。





HITACHI
『Wooo』

日立の液晶・プラズマ製品『Wooo』はホームシアターゾーンにある。ディスプレイ部分とチューナー部分『AVC Station』が別体になっており、地上波デジタル放送にも対応している。ブースではラインナップすべてを見ることはできないが、液晶、プラズマが各一台展示され、鮮明な映像を映しだしていた。






音楽配信の今を見てみよう!

インターネットを使った音楽配信は、すでに数年前から行われているが、著作権の保護の問題などの課題を抱え、なかなかビジネスベースとして成功例が見られない状態であった。しかし、最近になって各レコード会社が協力してサービスを立ち上げるなどの動きがあり、いよいよ配信サービスは本格化しそうな勢いだ。AVフェスタ2003で見られるいくつかの配信サービスを紹介しよう。

衛星デジタルで聞く音楽専門ラジオ『MUSIC BIRD』

『MUSIC BIRD』は、衛星デジタル放送で音楽専門の番組を作っている。利用するには専用のチューナーを使う。詳しいスペックは確認できなかったが、CDを超える高音質のPCM音源が売りだ。全17チャンネルでクラシック、ジャズ、ポップス、ヒーリングミュージックなどあらゆるジャンルをカバーしている。





オーディオ機器で音楽配信が楽しめる『Any Music』

『Any Music』は、液晶ディスプレイが乗っているミニコンポがいくつか展示されているブース。インターネットを使った音楽配信は、これまでパソコンを利用するのが主流だったが、これらのコンポはオーディオで音楽配信を受けることができる。これが「Any Music」だ。ソニーやシャープなどの大手メーカーが参加し対応のコンポを展示している。『Any Music』を利用すると、FM放送で流れている曲をその場でダウンロード購入したり、人気ランキングや検索機能などから気に入った曲を選んだりできる。CDの購入も可能だ。ブースではコンパニオンのガイドでリモコン操作で簡単に購入できる様子を見ることができる。





レーベル・モバイル
着うたサービス『レコード会社直営』

auの一部機種で利用できる『着うた』サービスは、携帯電話の着信音(着信音楽?)をダウンロードするもの。ダウンロードするサイトはその名も『レコード会社直営』。ポップスやジャズ、演歌など3,500曲が用意されている他、『絶対!洋楽』という別ページも用意され、ここでは2,000曲の洋楽がダウンロードできる。配信される曲は30秒のMP3ファイル。エイベックスやソニー・ミュージックなど多数の有名レコード会社が参加しているので、CD発売よりも先に『着うた』をダウンロードする、なんてこともできてしまう。ブースでは実際に携帯電話で『着うた』を聞かせてくれる。






見つけた!! スグレモノ!! 注目商品のご紹介

会場にくるとA&Vを楽しむためのユニークな商品に出会うことができる。会場で見つけることのできるユニークな商品をいくつか紹介しよう。

クリエイティブメディア
24bit/192kHzステレオのDVDオーディオ再生をサポートする『AUDiGY2 ZS』

いますでにパソコンでDVDオーディオの再生が可能になっていることを知っている人は意外に少ないのではないだろか?クリエイティブメディアの『Sound Blaster AUDiGY2 ZSシリーズ』は、このDVDオーディオ再生時に192kHz/24ビット2ch、96kHz/24ビットマルチのDVDオーディオをサポートするサウンドカード。





テイクティ
至福の音空間を生み出すヘッドフォン『TAKET-H1』

すっぽりと包み込まれるような装着感の高級ヘッドフォン。アンプのスピーカー端子からトランスボックスを通してつなぐユニークな製品。低音の力強さには確かな違いを感じる。





完実電気
リジェネレーター『Power Planet Series P1000』

最近の家電はマイコンを使うことが多いため、さまざまなノイズ源が乗っているという。この製品は家庭用AC電源のノイズをクリアし、オーディオ用として理想的な状態にしてくれる。





ヘルツ工業
レコード・プレーヤー搭載用空気ばね式防振システム『5548M』

アナログレコード・ファンにとって、振動は大敵。この防振システムは、工業用顕微鏡や医学用の顕微鏡などの機器が振動を受けないように開発された技術を応用して作られたもの。豊かで透明感のある音質を得ることができるという。






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