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A&Vフェスタ2003の2日目は初日よりも多くの来場者で会場は大変な混雑ぶり。場内は自由に歩けないほどの盛況であった。本日のレポートは、会場で注目を集めていた必見の製品を紹介する。これを参考に、これから来場する方はぜひこのイベントの魅力をひとつも見逃さず、堪能していって欲しい。



[ TODAY'S INDEX ]

■ A&V時代の新しい提案をする製品
>> KENWOOD/マルチメディア・マネジメント・システム
>> 富士通テン/スピーカー・システム『ECLIPSE TD』
>> アイシン高丘(TAOC)/スピーカー・システム『FC 5000』
>> ソリッド・アコースティックス/スピーカー・システム『SIKKIM(シッキム)』
>> YAMAHA/『MusicCAST』
>> Victor・JVC(1F Dホール)/光ハイビジョン映像伝送システム(参考出品)
>> フォステクス/デジタル・マルチレコーダー『VF160 Version2』
>> WAKATSUKI/薄型テレビ用ラック『PW-2000』
>> アッカマンホームズ/スィングチェア

■ ピュア・オーディオの世界を体験できる製品
>> MBL/スピーカー・システム『Mbl 101E』
>> イーディオ/スピーカー・システム『AEDIO SILVER DIAMOND』
>> 美理音(MIRION)/スピーカー・システム『STESLTH-X1』
>> フォステクス/スタジオリファレンスモニター『RS2(参考出品)』
>> フォステクス/バックロード・バスレフ・エンクロージャー
>> コバックス/スピーカー・システム『SYSTEM M』
>> MindsCom(マインズカンパニー)/ピラミッドスタイル2Wayスピーカーシステム

■ これは、ぜひブースで体験して欲しい!
>> マランツ/総合価格2,000万円以上のホームシアター・システム
>> DENON/DJ用CDプレーヤー『DN-S3000』
>> ユートピア/スピーカー・システム『Theater King System』
>> KENWOOD/MDプレーヤー『DMC-S77』
>> Panasonic/SDマルチカメラ『D-snap SV-AS10』



KENWOOD(2F)
マルチメディア・マネジメント・システム

参考出品で登場したこのシステムは、音楽・映像のメディアを一括管理するシステム。下が400枚のディスクを収納できるチェンジャー部で、DVDビデオ、DVDオーディオ、SACD、CD、またメディアに記録されたMP3ファイルの再生にも対応する。上がアンプ&チューナー部になっていて、音楽や映像を記録するハードディスクを内蔵する。この部分が下の筐体に収められたすべてのディスクを管理する機能を持ち、400枚すべてのディスクに収められた曲のタイトルやアルバムの名前をインターネット経由でCDDBなどから取り込み管理してくれる。ユーザーは、モニター画面を見ながらリモコンで好きな曲や映像を探して再生できる。





富士通テン(M2)
ECLIPSE TD

スピーカー・ユニットの周りで音の拡散を阻害するバッフル面がないため、豊かな音場とリアルな音楽再現性を持つというスピーカー。ホームシアター用システムとしてイベント会場ではデモを見ることができる。音もさることながら、その洗練されたデザインも魅力的だ。

 



アイシン高丘(TAOC/M-2)
FC 5000

落ち着いたしっとり感のあるサウンド。微細な、ニュアンス豊かな表現力。それがTAOCのスピーカーの魅力だ。A&Vフェスタでは、この『FC 5000』にサブウーファー『FCS300』を加えてホーム・シアターシステムを提案している。サブ・ウーファーでは、音階をクリアに描き分けることのできる低域の再生を目指したという。





ソリッド・アコースティックス(M2)
SIKKIM(シッキム)

無指向性、仮想点音源スピーカーを中心にオーディオシステム製品を展開するソリッド・アコースティックスの、今年6月に発売になった製品。一見して人工衛星のようないでたちのこのスピーカーは、一定方向ではなく、全方向に音を出す無指向性タイプのスピーカー。スピーカーをおいた位置からふわっと立ち上がるように聞こえてくる音楽は、独特の魅力がある。ぜひブースで体験して欲しい。





YAMAHA(1F Dホール)
MusicCAST

家族全員の音楽コレクションをひとつのサーバーに収めることができるホームミュージック・ネットワークシステム。サーバー部分とターミナル部分から構成される。サーバーからターミナルへは、ワイヤレスで音楽データを飛ばせる。家の中のどこでもサーバーの中の聴きたい曲を聞けるのだ。サーバーへは、アナログレコードやテープの音源もデジタル化して取り込める。取り込んだ音楽データから任意の楽曲を引き出してオリジナルCDを作ることも可能だ。





Victor・JVC(1F Dホール)
光ハイビジョン映像伝送システム(参考出品)

1.4Gbpsの高速ワイヤレス電送を光無線技術で可能にした製品。室内でハイビジョン映像を無線電送できる。レーザーダイオードによる送信光を使うが、直接目に入っても問題のない優しい光に変える技術を用いている。





フォステクス
VF160 Version2(M2F)

フルデジタル16チャンネルのデジタル・マルチトラックレコーダー。ハードディスクが40GBと80GBのモデルがあり、EQ処理、ミックスダウンはもちろん、CD-R/RW内蔵でオーディオCD作成まで一貫して一台でこなせる。


WAKATSUKI(1F Dホール)
PW-2000

WAKATSUKIでは、プラズマや液晶の薄型テレビとマッチするテレビラックを数多く展示。この製品は背面に配線をすっきりさせる配線トレイを持ち、DVDなどのソフトを収納する小物引き出しもついている。ダークブラウンのキャビネットカラーが美しい。





アッカマンホームズ(1F Dホール)
スィングチェア

ホームシアターの完成度にこだわるなら、座る椅子にもうるさくありたい。これは、カナダ製のリクライニングチェアー。この分野ではトップブランドのデュタリアというメーカーのものだ。身を委ねると優しく包まれるようだ。ホームシアタールームのチェアとして最適。








MBL(1F Dホール)
Mbl 101E

20Hz-40,000Hzまでをカバーする3ウェイ・スピーカーシステム。450×500 ×1,700(W/D/H)mm、80kg。自宅のリビングルームでコンサートホールと同様の立体感のあるサウンドを生み出すという。360度すべての方向に均一なサウンドを放出する。





イーディオ(1F Dホール)
AEDIO SILVER DIAMOND

イーディオのブースは、個室でピュア・オーディオの世界をじっくりと堪能できる。このトールボーイ型スピーカーは、大柄で重量級のスピーカーでないと聞けなかった音質をこのサイズで実現しようとしたもの。23(W)×50(D)×106(H)mm、35kgの3Wayスピーカー。35Hz〜70kHzの広大なレンジをカバーする。





美理音(MIRION/1F Dホール)
STESLTH-X1

STESLTH-X1は、オーディオ評論家の故長岡鉄男先生が製作したD-101Sというスピーカーを改良してできた製品。スピーカーのバッフル部分をなくすことで音像のポイントが正確に一致させることに成功したというもの。





フォステクス(M2)
スタジオリファレンスモニター
RS2(参考出品)


40Hz〜20,000Hzをカバーするプロ仕様のスピーカーシステム。試聴会ではメインで使われていた。





フォステクス
バックロード・バスレフ・エンクロージャー

真っ白な筐体のこのスピーカーは、独自のバスレフ技術を取り入れて、低域の豊かさ、量感を得たもの。





コバックス(M2)
SYSTEM M

試聴会でメインで使われたASCENDOの『SYSTEM M』。音の全帯域をすべて完全に時間軸上で一致させることを課題として、作られたスピーカー。高域ユニットの位置を調整して正確に固定する堅牢なアジャスターがついている。





MindsCom(マインズカンパニー/1F Dホール)
ピラミッドスタイル2Wayスピーカーシステム

「作用反作用の法則を考えるとこの形状になった」というピラミッドスタイルの2Wayスピーカーシステム。460(W)×460(D)×370(H)mmのサイズだが、手作りのため若干大きさにはばらつきがあるそうだ。音についてはぜひ会場で。ちなみに四角をピラミッドのように東西南北に向ける必要はないそうだ。








マランツ(2F)

マランツのブースでは、総合価格2,000万円以上の豪華なホームシアター・システムを体験することができる。コントロールアンプSC-7S1×4台、モノラルパワーアンプMA-9S1×7台でB&WのSignature800をフロントL/Rに使ったマルチチャンネル・スピーカーシステムをドライブしている。ずっしりと重量感のあるサウンドにゆっくりと身を委ねてみよう。





DENON(1F Dホール)
DN-S3000

モーター駆動式のプラッター・ディスクを搭載したDJ用CDプレーヤー。
MP3の再生にも対応している。再生を開始するとアナログターンテーブルと同じようにプラッター(ターンテーブルに該当する部分)部分が回転し、この部分を操作することでアナログターンテーブルと同様に頭出しやスクラッチを行うことができるもの。会場では実際のDJがデモを実施している。






ユートピア(M2)
Theater King System

中央にプラズマテレビがあり、DVDで小澤征爾指揮によるベートーベンが演奏されているが、部屋の感じはピュア・オーディオルームのよう。A&Vフェスタと名前は変わっても、このようなテイストの出展も存続していて欲しいものだ。メインの出展商品である『Theater King System』と『Theater King Elegance System』は、ゆっとりと落ち着いてクラシックを聴くには絶品のスピーカーシステム。ホームシアターでクラシック音楽を楽しみたいと言う方はぜひユートピアへ。





KENWOOD(2F)
DMC-S77

美しい光の輝きが魅力的な携帯用ニュースタイルMDプレーヤー。MDの再生、充電、タイマープレイなどの動作時に本体が光り、アクティブな輝きが楽しめる。メーカーのスタッフが首からぶら下げているが、それを見ると思わず自分も欲しくなってしまう。





Panasonic(1F Dホール)
D-snap SV-AS10

デジカメだけじゃなく、ムービーも撮りたい、音楽も楽しみたいという要望を1台でかなえるSDマルチカメラ。2メガピクセルのCCDを搭載し、デジタル4倍ズームが可能。ムービーは15フレーム/秒のMotion JPEG動画を最長1シーン60秒撮影できる。音楽プレーヤーとしては、MP3やWMA、AACの3種類の音楽ファイルを約10時間再生可能。ボイスメモとしても使えるマイクも内蔵している。






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